お客様いらっしゃ〜い

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バーチャルからリアルへ

 11月も中旬になり今年もあと1ヶ月半になりましたね。
12月になると色々とイベントが目白押しですが皆さんは何かご予定はおありですか?
年末ライブなど行かれる方もいらっしゃるかと思いますが、今回ご紹介するお客様は、年末のイベントに向けた衣装をご注文頂いたHさんです。

さて、どんなイベントか、こらからじっくりとご案内していきたいと思います。

ご注文の経緯は次の通りです。

”1本の電話からこのお話が始まりました。”

Hさんから「レディースで燕尾服のオーダーをお願いしたのですが、、、」

★☆★ レディース担当三谷より一言・・・ ★☆★
う〜ん、、、燕尾服!?
通常お仕立しているイージーオーダーでは、お請けできないアイテムですので、これは困った×××
お請けするなるとグループ会社のフルオーダー工場でのお仕立になるため、先ずはHさんには詳細を伺うため、一度ご来店頂くことになりました。

ご依頼の詳細についてお伺いすると、、、

12月にライブがあって、それに着用するために女性用の白の燕尾服を探しているとのこと。
しかも、4名様分!!!

燕尾服は、以前大阪店でレディース燕尾服のご依頼を頂きましたが、どうやらHさんその時の記事をご覧になって当社にご連絡頂いたようです。

参加者総勢20名 レディース燕尾服

そのため、今回のご依頼もフルオーダーでのお仕立ということはご承知頂いておりましたので話しがトントン拍子に進んでいきました。

先ずは、ライブの日程をお伺いしてお作りするにあたりスケジュールを調整。

特殊デザインのため縫製出来る職人さんは一人だけ。
しかもご依頼は4名様分のため、職人さんにもその旨を伝え、スケジュールを確保して貰いました。

ここでちょっと、燕尾服をお召しになる方々についてご案内しますと、、、

そもそも今回のご依頼は、ゲーム会社のプロディーサーHさんからで、リズムゲームを配信するにあたりゲームの中のキャラクター達がバーチャルからリアルへリンクするというもの。

そのリズムゲームは、

元タカラジェンヌの歌に合わせてリズムゲームが楽しめる新感覚リズムミュージカルです。

話しを戻しますと、、、

Hさんがご注文に関してお持ち込みいただいたのが数枚のイラストでした。
(その中の1枚です。)


スケジュールの調整が出来ましたのでそれからどのようにして具現化していくか?
「バーチャルをリアルに」するためにフィッターの中嶋、Hさんとディテールについて何度も打ち合わせをしました。

先ずHさんからのご依頼は、


燕尾部分の形状

   
>>>一般的な形状は、一枚で裾に向かってすぼまっていますが、イラストの燕尾は羽のように2枚に分かれているところが大きな違いでした。
これは現実的に可能かどうか?というところですが、そこは経験豊富なフィッター中嶋の「大丈夫です」の一言でOK!これで燕尾部分はクリア出来ました。。


(一般的な燕尾服)


ストライプの生地

   
>>>白の燕尾服の衿、袖先の折り返し、裏地部分にゲームのイメージカラーのストライプ生地を使用したいとのことでした。
ディテールはフィッターの中嶋がアレンジしてくれますので安心ですが、生地のこととなると話しは別で、ここで強力な助っ人が登場です。
生地部門の仕入れ担当に生地の件を相談したところ、「う〜ん、、、現状似たような生地はない」とのことで時間を貰って生地探しをすることになりました。

。。。が、なかなかHさんの希望するストライプ生地が見つかりません。

納期は迫ってくるし、生地がなければ縫製にも取りかかれないし。。。困りました(涙

そんな時、仕入れ担当からの一言「生地がなければ作ったらどう?」

えっ!?生地を作るってどうするの?

当社は生地部門がありますのでご希望のカラーで生地を染めることが出来るのです。

作り方は、

1.イメージカラーのストライプに近い色をパソコンでカラー印刷。

2.数種類カラー印刷したものをHさん他関係者の皆さんに確認して貰い、
  最終的にプリントする色味を決定。

3.ベースになる生地(白生地)を手配。

4.白生地と最終決定した色味のデータを送り、プリント(転写)

。。。この様な手順でストライプ生地はオリジナルで作成しました。

これで衿、袖先、裏地の生地は準備完了です。






ベスト&パイピング

   
>>>イラストのベストは、バストと脇の部分に切り替えが入っています。
。。。が、ベストのパターンは前身と後ろ身で生地を替えることは可能ですが、イラストのようなパターンが不可のためこの部分については、Hさんにご相談して通常の前身、後ろ身別生地でお作りすることになりました。




また、燕尾服に施された黄色のパイピング生地もどうするか?
色々検討しましたが最終的にはライブ用に派手な方が良いと言うことでショッキングピンクとゴールドになりました。




。。。この様にイラストのキャラクターを具現化していくのは本当に大変な作業ですが、確実にリアルになってきていますよね!?

今回は、燕尾服とベストについてご紹介しましたが、ボトムのご依頼もありますので、そちらは次回の更新でご紹介しま〜す!

次回は仮縫いもご紹介しますので楽しみにしていて下さい♪


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