お客様いらっしゃ〜い

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 格好良いマキシ丈コートのご注文です!

 今年は比較的暖かな日が多くコートの出番が少ないように感じますが、暦の上ではあと数日で師走。
朝晩と急激に冷え込む日も多くなってきましたので慌てて冬支度をされたという方も多かったのではないでしょうか?
街ではクリスマスのイルミネーションも点灯し始め賑わってきていますね。

さて、今回東京店でご紹介するお客様は、そんな冬本番も間近になったこの時期にピッタリなコートのご注文を頂いたリピーターのKさんです。

Kさんは今回Web初登場ですが、かれこれ数年前からご贔屓にしていただいているお客さまで、 以前上司の方をご紹介頂いたり、つい先日も別の上司の方をご紹介頂いたりと、いつも営業協力(笑)していただいています。Kさんいつもありがとうございます!

それでは、早速ご紹介したいと思いますが、先ずは今回のご注文にあたりKさんからのご要望を簡単にまとめてみますと・・・

『手持ちしているお気に入りのコートの変わりになるものが欲しい』

『デザイン、サイズは手持ちのコートをベースにしたい』

『ロングコートなので生地はあまり肉厚でないものが希望』

....とのご要望です。

 □■□ レディース担当三谷より一言・・・ □■□

いつも大変ご贔屓にしていただいているKさんからのご注文ですから私も出来る限りご要望にお応えし、満足して頂けるものをお仕立したいと思いますが、なにぶんKさんがお気に入りのコートは少々デザインも個性的で当社の扱っているコートのパターンにはないデザインなのです。

そこで、Kさんにはご来店いただいた際に現在当社でご用意可能なデザイン画をご覧頂き、先ずはベースになるデザインを決め、それから「ここはこだわりたい!」と言う部分はKさんにご相談させていただき別途オプション料金は掛かりますが、型紙作成と言う方向でご注文を承らせて頂くことになりました。


先ず初めに生地選びからですが、実はKさんには今回のご注文の前に上司の方をご紹介頂いた際にご一緒に実店舗にお越し頂いておりまして、その際に今回のコートの生地は既にピックアップして頂いていました。

 ■ 生 地 ■


■生地 … フランス綾 黒
(品番:1547-1)

>>> 斜め方向にはっきり写った綾織の畝の雰囲気がとても上品で高級感たっぷりな素材です。
フランス綾はウールの服地によく用いられる織柄で腰の強い厚手の生地になりますので、元々はスーツ地としてご紹介しておりますが、今回のご注文のようにコートとしても十分お使いいただける素材感です。

ちなみに、こちらの商品は黒以外にオフ白、赤、ライトグレー、チャコールグレー、と色とりどりご用意しておりますのでお好みのカラーをチョイスしてみて下さい。



 ■ デザイン ■

ダブルコート 6×3ボタン
ノッチ襟 ・・・ 台襟付き(見本コートから型紙作成)
腰ポケット ・・・ タテ型 箱ポケット
バックデザイン ・・・ ベンツなし
ハンドステッチ入り(キワから5ミリ幅)
袖ボタンなし


■ デザインのポイントは・・・ ■

◆ Point・・・ノッチ襟 ◆

>>>今回のご注文でKさんが一番こだわった部分がこちらの襟型です。
見本としてお持ちいただいたコートの襟型は「台襟付き」で、身頃とラペルとの間に高さのある襟型です。
(ワイシャツやトレンチコートの襟としてお馴染みですね。)
通常コートの襟は身頃とラペルを縫い合わせていますので立ち襟風にお召しになりたい方は、台襟付きがオススメです。



ただ、現在当社でご用意しているコートのノッチ襟は画像の通り一般的な襟になりますので、Kさんのご希望が台襟付きですので、今回は襟の型紙を作成してお仕立させていただくことになりました。

襟の型紙作成については、オプション料金として5,250円UPになります。



◆ Point・・・ボタン位置&コート丈 ◆

>>>Kさんが襟型の次にこだわったのが、ダブルのボタン位置と超ロングのマキシ丈です。
着丈がロングのためボタン位置が低いと全体的に間延びしてしまうので、バランスを見ながら先ずはじめに最上部ボタン位置を決め、そこから下2つ(ダブル仕立てなのでボタンは4つ)のボタンの間隔(ボタン間)を決めました。

何故、Kさんがここまでボタン位置にこだわるのか。。。?

その理由は、、、
今回お持ちいただいた見本コートをお召しになる時は、首もとにマフラーやスカーフなどを巻きコートの中に入れて防寒対策をされていらっしゃるとのことで、あまり襟元が詰まりすぎるといつものスタイルがしづらくなってしまう。。。と言うことなのです。
ですので、最上部のボタン位置によって襟元のVゾーンの開きも変わってきますので今回は時間を掛けてお決めいただきました。

また、コート丈が超ロングのマキシ丈、さらにバックデザインはベンツなしと言うことで、最下部のボタン位置もバランスを見ながら調整しました。
Kさんのお好みはロングコートですが、Aラインのように裾が広がっているものは見た目が重くなってしまうので出来るだけストレートのシルエット(ボックス型)にされたい、とのことで、足裁きを考え最下部ボタンも中ヒップよりやや下くらいの位置にくるようにしました。

ちなみに、今回のコートの最上部ボタン位置は首(襟元)の付け根(ネックポイント)から37pで、ボタン間は10p間隔に指示しました。




◆ Point・・・サイジング ◆

>>>コートをお仕立する際に必ずお客様にご確認頂くことは、「コートをお召しになるときスーツorジャケットの上から着用されるのかどうか?。。。」と、言うことです。

これは、お仕立する際とっても重要なことで、コートの中に何を着るのか、によってゆとり量が変わってくるからです。

今回Kさんからは、「スーツの上から着用」とご希望をお伺いしましたが、標準的なゆとりをお入れしたサイジングはNGとのこと。

....と、言うのも、コートのパターンはスーツと違い袖幅やアームホールが大きめになっているため横から見たときの袖のシルエットがどうしても太くなってしまうのです。
Kさん曰く「スーツと同じくらいの袖幅とアームホールが希望」とのことで、今回はKさんお気入りのコートの寸法を元に袖口幅やアームホールは工場へ指示することにしました。

 □■□ レディース担当三谷より一言・・・ □■□

コートやスーツをお仕立する際にアームホールや袖幅はバストサイズが基準になりますので、もしバストの大きい(高さのある)方がアームホールを小さくして欲しいと言うご希望があっても極端にサイズを小さくすることは物理的に難しいのです。

Kさんもバストの高さがあるため、バスト寸法から割り出したアームホールはスーツと比べるとやはり広めになります。
ですが、今回のご希望は「スーツの上から着てピッタリ目のサイジング」ですので、工場の方でも出来る限りお客様のご希望に添えるようサイジングをするとのことで、あとは工場スタッフに任せたいと思います。


。。。と、以上がKさんのご注文こだわり満載のマキシ丈ダブルコートです。
さてさて、Kさんのご希望通りに出来上がるのでしょうか?
それでは、次回の「ありがとう」をどうぞお楽しみに!!

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