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 目指すは憧れのスッキリ&美脚パンツスーツ!

 今年は暖冬の影響で桜の開花も例年より早まりそうですが、皆さんのお住いのお近くではいかがでしょうか?
今年はいつもよりも早めにお花見の計画を立てた方が良さそうですね。

さて、だんだんと春らしくなってきたこの頃ですが、春先は気候の変化と共に服装もガラッとイメチェンをしたくなる時期ですよね。
と言うわけで、今回は春本番に向けてスーツをオーダーされた、リピーターのYさんをご紹介しようと思います。

Yさんには昨年春頃からご贔屓にして頂いていますが、前回にオーダーされたスーツがとても気にいられたようで、今回は「デザインは前回のスーツをベースにして生地は明るめで!」とオーダー頂きました。
ちなみに、Yさんには2月の末頃サンプル帳をお送りし、それから少し経った3月初旬頃にご来店いただいたのですが、具体的にはカジュアルにもOKな明るいシルバーグレー系のスーツというイメージをお持ちでした。

Yさんにはご来店までにサンプル帳からいくつか生地をピックアップしていただいていましたので、早速大きな生地でご覧頂くことに。
その候補の生地というのがこちらの画像の3種類ですが、こうして比べてみると向かって右側の生地が一番明るく見えますね。
Yさんもサンプル帳を見ている時点では、この一番明るめのグレー(3015-4)が最有力候補だったのですが、実際に店頭で大きな生地を見てみると、サンプル帳で見るより色目が明るすぎるということで、最終的には真ん中の生地(3006-1)をお選びになりました。


■左:3005-1 
 ナチュラルストレッチサマースーティング
■真ん中:3006-1
 ナチュラルストレッチ サマースーティング
■右:3014-4
 シャンブレー ファージュ


 ☆★☆ レディース担当三谷より一言・・・ ☆★☆


 今回Tさんは「サンプル帳で見た生地の印象と、実物の大きな生地の印象が違った、、、」ということをおっしゃっていましたが、このようなケースって実は案外多いんです。
身近な例を挙げてみると、よく通販とかでお買い物をすると「カタログやモニターで見たのとイメージが違っていた×××」という経験て皆さんもおありだと思いますが、生地サンプルに関してもこれと同じ事が言えて、サンプル帳のような小さな生地見本だと、どうしても全体の色目が濃く見えてしまうのです。
他にも、照明が暗い中でサンプルを見た場合に紺色が黒に見えてしまったり、柄物だと柄の一部しか映らないため、製品に仕上がった時のイメージがつきにくかったり、、、。

もちろん「どういう雰囲気に仕上がるのか?出来上がりがとっても楽しみ!」と、イメージ(=ご注文)〜仕上がりまでの課程を楽しまれる方もいらっしゃいますが、やっぱり小さな生地見本だけでは不安という方は、是非店頭まで実物の大きな生地を見にいらして下さい。
大きな生地を肩に掛けてお顔映り等チェックされると、より鮮明なイメージが沸いて良いと思いますよ!


また、遠方にお住いの方や、普段はお仕事がお忙しくご来店が難しいという方は、どうぞご遠慮なく生地選びに関するご相談をお寄せ下さい。
色目の濃さに関するご相談はもちろん、「△△番の生地の柄の大きさってどれぐらい??」といったお問い合せも喜んで承りますので。


、、、こうして無事生地も決まり、次はデザインやサイズの打ち合わせです。
上述の通り、デザインは前回お作りいただいたスーツがベースですし、サイズに関してもYさんはリピーターで既に採寸データーも頂戴済みですから、ほぼスタイルが確立されているような状況です。 。

とは言っても、デザインもそのシーズンのトレンドによって微妙に違ってくるもの。
それにサイズに関しても、仮に体型が変わっていなかった場合でも例えば、春先ならジャケットの着丈を軽くして軽快感を出したり、インナーが薄くなる分ウエスト周りを冬場よりもう少しタイト目にしたり。
このようにリピーターの方でスタイルもほぼ一定されているお客様でも、念入りな打ち合わせって結構必要になりますので、皆さんもご来店頂く際には充分時間に余裕を持ってご来店下さいね。


(話がTさんのオーダーから少し逸れましたが、、、)ここからはTさんのオーダーの詳細をご紹介いたします。



 ■ 生地 ■

◎ 生地・・・ナチュラルストレッチ サマースーティング(品番:3006-1)
>>>薄手でサラッとした肌触りが特徴で、夏場はとても涼しく快適にお召し頂ける素材です。
ポリエステル100%でシワにもなりにくいのが嬉しいところですが、シワの面以外でも最近のポリエステルは水に濡れても乾きが早く、型くずれもしにくくなっていますので梅雨時なんてもの凄く重宝すると思いますよ!

 ■ デザイン <ジャケット> ■

デザイン
基本デザイン・・・シングルテーラード 2つボタン
>>>流行に左右されず長くお召しいただけるベーシックなスタイル。
ボタン位置を少々高めにすることでVゾーンも広すぎずスッキリとした印象になります。

衿型・・・テーラー衿
フロントカット・・・ラージカット(Bカット)
>>>前回のスーツよりも少しカーブが大きいラージカットにして、軽さを持たせることにしました。
腰ポケット・・・両玉フタ付き
胸ポケット・・・なし
バックデザイン・・・ベンツなし
袖ボタン・・・3つ

ボトム・・・ブーツカット パンツ
>>>ヒザを絞ったブーツカットはシルエットが綺麗で脚もスラッと長く見えますね。

デザインはこのような感じですが、今回の春夏バージョンには次のような部分に変化を持たせてみました。

ジャケットの着丈
>>>最近はジャケットの着丈がどんどん短くなっていく傾向にありますが、これって「ヒップやモモのハリをジャケットの長さでカバーする」という考えとはまったくもって正反対ですね。
着丈を短くして全体的にスッキリ見せるという効果を狙っているのでしょうか?
でも、この視覚効果ってスカートの時にはかなり有効ですが、実はパンツの時はかえってマイナスになってしまうことだってあるんです。
いったいどういう意味かというと、スカートの時はモモやヒップのハリってそう目立たないですが、最近流行のピッタリ目のパンツを履くとモモやヒップのハリや大きさって結構目立ちますよね。
そのパンツ姿の上に極端に着丈が短いジャケットを羽織るとどうでしょうか?
モモやヒップのハリが余計に目立つと思いませんか?

と言うわけで、パンツスーツの場合の着丈はトレンドだけで決めてしまわず体型とのバランスも考慮した上で、やりすぎない程度に短くされるのがオススメです。

また、あまりにも極端なショート丈はビジネスシーンでは色々と不都合もあるので、無難な程度に短くした方が良いです。
具体的には、、、そうですね、理想はヒップの半分ぐらいまでの長さが良いと思います。 こちらの画像の着丈よりも3〜4センチ程短くなったぐらいの着丈ですね。

ちなみに、今回のYさんのジャケットもそれぐらいの丈ですが、着丈が短くなると脚長に見える効果もありますので、皆さんもヒップの半分ぐらいまでの長さを目安に、普段よりも1〜2cm程度短くしてみて下さい。

ウエスト周りをスッキリとタイトに
>>>春夏物は秋冬と比べ生地が薄手になるので、前回の秋冬物より更にウエストをタイト目にさせて頂きました。
当店では、ジャケットのウエストのゆとり量は秋冬物で平均15〜16cmぐらいで設定していますが、今回のスーツはそれより2cm程ゆとりを少なくしていますので結構フィットした着心地になると思います。

ちなみに、ウエストのゆとり量についてはご注文時にサイズ見本を着用していただいた上で、ご希望のシルエットでお仕立てさせていただいています。
ですので、タイト目、ゆったり目のご希望などはお気軽にお申し付け下さい。

美脚効果を狙ったブーツカット
>>>ヒザを結構しっかりめに絞って、ブーツカットのシルエットを強調させるようにしました。
また、センタープレスもお入れしているので、縦のラインがしっかりと強調され足長効果もバッチリです。
今では美脚パンツの王道といえばブーツカットですが、出来上がりのイメージは→のパンツくらいのシルエットになります。



 ☆★☆ レディース担当三谷より一言、パンツのシルエットについて・・・ ☆★☆
 パンツのシルエットは、ブーツカットとストレートが主流ですが、実際お仕立てする場合はこのような数値を基準にシルエットを作りだしています。

ブーツカットの場合
・ヒザ巾 < 裾巾 ・・・ヒザ巾と裾巾の差数が大きいほどフレアーなシルエットになります。
具体的には、ヒザと裾の差数が2センチくらいで一般的なブーツカットのシルエットになります。

・ヒザ巾 = 裾巾 ・・・ヒザ巾と裾巾が同じでも、実際に履いてみるとブーツカット風のシルエットになります。
あまり極端なブーツカットはNGという方にはこれぐらいがオススメですね。

ストレートの場合
・ヒザ巾 > 裾巾 ・・・ブーツカットと逆の原理ですが、当然のことながら足首よりヒザの方が太いため、実際に足を入れるとストーンと真っ直ぐなシルエットになります。

それと、せっかくなのでこんな美脚対策も、、、
当然の事ながら体型は人ぞれぞれ違いますから、例えば怒り肩やなで肩、猫背や反り身、また下半身にならモモが張っているとか下腹部が気になる・・・etcなど様々なご相談を頂きます。
でも、意外と気付いていないのが足の形、具体的にはO脚かどうかということです。

ちなみに、O脚の人がまったく補正がされていない状態でパンツを履くと、画像のようにヒザのあたりでプレスが外側に曲がってしまいます。
本来センタープレスはプレスの延長線上が親指と繋がっているのが理想とされていますが、じっくり見てみると、画像ではプレスの延長線は親指より外側になっていますね。

実はYさんもO脚気味のため、既製品のパンツを履くとセンタープレスが外側に向いてしまい真っ直ぐにならない、というお悩みをお持ちでした。
ですので、今回はO脚補正を加えさせていただきましたが、どんな方法で補正をするかというと。。。
股の付け根の内側をつまむのですが、そうすることで外側に向いているセンタープレスが内側に移動して真っ直ぐの線になるんです。方法は至って簡単、、、でしょ!
O脚でセンタープレス入りのパンツが履けない、、、とお困りの方は是非ご相談下さい。
ちなみに私もO脚のためパンツはO脚補正をしています、えっへん!(ってエバルことでもありませんが。。。)



。。。以上がYさんの美脚を意識した春スーツですが、皆さんいかがでしたか?
スッキリ見せ&美脚のパンツスーツ。。。女性にとって永遠の憧れのテーマでもありますよね。
それでは、皆さんも次回の出来上がりをどうぞお楽しみに〜

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