お客様ありがとう

››HOME ››お客様ありがとう

 冬の定番アイテム!暖かハリスジャケットの出来上がりです。

 読者の皆さん新年おめでとうございます。(もう遅いですが、、、)
年末は東京では21年ぶりに雪の大晦日となり、そのまま寒い寒いお正月となりましたが、ようやく厚手のアウターの出番がやってきたと思うと、それはそれでホッとしますね。

 さて、今年最初の『ありがとう』は昨年末にリピーターのHさんからご注文いただいた、ハリスジャケットをご紹介したいと思います。

いったいどんなご注文内容だったのか?詳細は前編の冬の定番!ハリスジャケットのご注文です!をご覧頂くとして、今回のHさんのジャケットに対しての大まかなご要望はこのような感じでした。

「自分へのご褒美」冬バージョンと言うことで、
 オフ用に気軽に羽織れて暖かいジャケットが欲しい!
手持ちのアイテムともバッチリコーディネート出きる色目が欲しい!

...と、以上がHさんの一番のご希望で、最初から生地もハリスツィードでほぼ決めて頂いていましたが、防寒製に優れその上カジュアルな要素も併せ持ったハリスツィードは、まさにうってつけの素材ですね。
実際に私も、ハリスのジャケットを以前仕立ててとっても重宝しているので、自信を持っておすすめいたしました。

 
 ☆★☆ ハリスツィードについてちょっと一言・・・ ☆★☆

 ここ数年冬場の人気素材としてツィードが一番に取り上げられますが、その中でもハリスツィードは男女問わず大人気です。
伝統に裏打ちされた素材感は今も昔も変わらずで、ご年輩の方には懐かしく、また若い世代にはそれがかえって新鮮にうつるのでしょうね。

ハリスツィードは英国スコットランドが発祥ですが、元々は狩猟の際に着る防寒着として使用されていた素材というだけあって防寒保湿性にとても優れているんです。
実際、冬の寒い時期でもカシミヤやウールにまったく引けを取らないぐらいです。

ただ、実はハリスも昔ほどごついタイプの物ではありません。
現在ハリスツイードには3種類の目付(重量・肉厚感)が存在しますが、昨今当社をはじめ日本市場に入っているものは一番薄手のFEATHER WEIGHTが殆どです。
なぜそうなったのか?これについてははっきりとは断言できませんが、多分、日本の気候や最近の流行など色々な要素が絡まってのことだと思います。

 
さてさて、Hさんのご注文ハリスジャケットの仕上がりはいったいどのようになったでしょうか?
出来上がりの画像をご覧いただきながら早速ご紹介いたしま〜す。
今回出来上がりの画像はHさんご本人に着用していただきました。
(Hさんご協力有り難うございました。)

 ■ まず、今回の基本デザインはこのような感じです。 ■

シングルテーラード 3つボタン
テーラー衿・・・衿幅7センチ
胸ポケット・・・なし
腰ポケット・・・アウトポケット
バックデザイン・・・ヨーク、背バンド付き

  皆さん出来上がりはいかがですか〜?
とってもすっきりとした印象のジャケットになっていますよね。
生地の色目もアースカラーということで、暖かみのあるジャケットになりました。
ハリスは生地がしっかりとしていることから『ちょっと重たそう。。。』と思われる方も多いのではないでしょうか。
いえいえ、そんなことないんですよ。
Hさんもはじめは『ハリスは重たい』と思っていらしたようなのですが、今回実際にご自身の出来上がりをお召しになられてみて、それほど重さを感じないとおっしゃっていたぐらいです。

また、この日着用されているシャツとベストも当社でお作りいただいたものですが、コーディネートという点でもバッチリですね!

 ポイントその1・・・上衿別生地使用 ■

 今回のジャケットでHさんが一番お気に入りなのがこちらの仕様です。
生地がアースカラーの中でも比較的色目が淡く優しい印象ですが、衿もとに濃いブラウン系の生地を合わせると全体的に引き締まった印象になってgoodですね。
全体的にデザインはなるべくすっきりとした印象になるようシンプルにお仕立てしましたので、上衿の焦げ茶のスエードがほど良いアクセントになっています。


 ポイントその2・・・ナットボタン ■

 ハリスはカジュアルジャケットとして着用されることが多いですが、更に革ボタン使いでカジュアル感をUPさせることが結構多いんです。
ですが、今回Hさんはあえてナットボタンを使用することでカジュアル感が強く出過ぎないように調整いたしました。
元々はオフ用としてのジャケットをお考えでしたが、せっかくのハリスジャケットをオフ用だけではもったいないですよね。
でも、ナットボタンでしたらカジュアル感がもろに出すぎず、通勤着としても問題なく着用OKです。

 ポイントその3・・・内側の仕様盛り沢山 ■

 表からは見えない部分ではありますが、ジャケットの内側にもところどころこだわりの仕様を盛り込んでみました。
日頃レディースではあまり馴染みのない仕様ですので、簡単にご紹介いたしますと、、、

ポイントステッチ(ジャケットの表地と裏地の境目に入れるステッチです)とネーム糸の色を赤色に。
ちなみに、なぜ赤を選ばれたかと言うと、以前私が仕立てたジャケットも赤のステッチを付けていたのですが、ご来店の際にご覧頂いたところピンとこられたようです。
 

内ポケット&タバコポケット
 既製品のレディースジャケットでは内ポケット付きというものはあまり見かけませんが、内ポケットを左右に付けたり、また利き手によって左右のどちらかを指定できるのが、オーダーならではの良い点です。
Hさんはサウスポーということで、通常左側にお付けするタバコポケットを右側にお付けしました。

内ポケットをご希望される方の大半は、名刺を入れたりと仕事上必須という方が殆どですが、スーツの場合はあまりたくさんの物を入れるのはNGです。
ポケットに物をたくさん入れるとシルエットを崩す原因にもなってしまいますから。。。。
でも、ハリスツィードは生地がしっかりとしているため、ポケットに物を入れてもそう型くずれすることなく着用できます。
携帯電話を入れたり車の鍵を入れたりもできてとても便利ですね。(私ならカバンなしで出歩いてしまうかも。。。)

☆★☆ お・ま・け … ラベル ☆★☆
 昨年まではハリスツィードにお付けしていた生地ラベルはかなり大きめのラベル(画像左側)をお付けしていましたが、今シーズンより小さめのラベル(画像右側)もご用意いたしました。
それぞれ比べて見るとかなり大きさが違いますよね。
大きいラベルもインパクトがあって良いですし、今回のようなこじんまりとした小さめのラベルも可愛らしくて良いですよね。
今回ご注文いただいたHさんはご体型的にとても華奢な方ですので、ジャケットのサイズに合わせてラベルもコンパクトサイズをお付けしました。

ちなみに、ハリスの生地ラベルは、スコットランド北部のハリス島・ルイス島の2島でのみ作ることが許されたロンドンのハリスツィード協会の商標で、1反毎のロットナンバーが記載されています。

☆★☆ レディース担当三谷より一言・・・☆★☆
 。。。以上が今回Hさんからご注文いただいたアースカラーのハリスジャケットですが、カジュアルな要素を程良く取り入れた、とても洗練されたイメージに仕上がりましたね。
Hさんにもとてもご満足いただき、私も「コレしかないでしょ!」と後押しさせて頂いた甲斐がありました。

今冬のハリスツィードはカラーも豊富に取り揃えておりますが、アースカラーの他にもピンクやオレンジなどのポップでキュートな色もご用意していますので、きっとお好みのカラーが見つかるはずです。
是非皆さんもハリスツィードで寒い冬場を快適に、そしてお洒落に過ごしてみられてはいかがでしょうか。

☆★☆ お・ま・け … ジャケット以外にも。。。 ☆★☆
 最近はハリスツィードを使った小物もよく目にするようになりましたが、帽子やバッグなどもジャケットとお揃いで持つのもお洒落ですよ!!
当社では生地のみの販売もしているので、ご自身で小物作りをされる方は是非一度トライしてくださいね。
ちなみに、今回Hさんが選ばれたコンパクトサイズのラベルもご一緒にお付けしていま〜す。

▲バックナンバーに戻る
Copyright(C)2000〜Yoshimura co.,Ltd. All Rights Reserved.