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 お客様ありがとう!:いつものスーツにちょっとアレンジすると・・・

先月ご紹介しましたHさんのデニムスーツベルト付き比翼スーツがようやく出来上がりました。

今回のご注文は『いつもと違ったスーツを作りたい!』というご希望の元、通常のカッチとしたビジネススーツとは違ったイメージに仕上がるようカジュアル感たっぷりのデニム素材のスーツと、ラウンドネック(ロールカラー付き)の比翼デザインでそれぞれお仕立することになりました。

今回のHさんのスーツは、以前にWebでご紹介した大阪店藤本さん仕様の比翼スーツと私(三谷)のハリスツィードのジャケットにそれぞれアレンジを加えたスタイル。
ヨシムラレディース仕様にHさんのお好みが加わると、いったいどのような仕上がりになるのか?読者の皆さんのみならず、私達も大いに楽しみなところです。

詳しいオーダー内容については前回の デニムスーツ&比翼スーツもちょっとアレンジするとをご覧下さいね。

それでは、早速出来上がったスーツをそれぞれご紹介したいと思いま〜す。
(出来上がりのスーツはHさんのご了承のもとご注文のメールを担当した宗方さんにモデルになってもらいました。)

それでは先ずは1着目の比翼スーツ(ベルト付き)をご紹介します。

まずは出来上がりの全体画像ですが比翼デザインウエストベルト付きというスタイリッシュなデザインがスーツ本来のカチッとしたイメージを払拭し、とても女性らしく素敵に仕上がりましたね。
ここ1~2年コートでは共布ベルト付きがトレンドになっていましたが、スーツでベルト付きと言うのは今回のHさんのご注文が初めてです。

もちろん、既製品ではお子様の学校行事向けのスタイルとしてフェミニンカラーのスーツにベルト付きというデザインもありますが、今回のHさんのスーツはビジネス兼お洒落着を目的としたスーツというのがテーマですので、スーツの色目自体はシックで落ち着いた雰囲気のブラックです。
「でも、夏場のブラックスーツって暑苦しくなるのでは。。。」
いえいえそんな心配はありません、今回Hさんが使用したコットンの黒の生地(サラクールツイル UVカット 3001-4)は独特の光沢感がありますのでそんなに重苦しい雰囲気にならないのです。
それに意外や意外、黒色は女性のお肌に大敵な紫外線をシャットアウトしてくれるカラーでもあるんですが、更にこちらの商品は素材にUVカット加工を施していますので、紫外線をWでシャットアウトしてくれるんです。 お洒落&美白肌の両方を極めたいという方には最強の取り合わせですね。

しかも基本デザインは比翼のラウンドネックスタイルということで、インナーには薄手のキャミソールをチラッと見せるのも良いですし、あるいはファンデーションのみでも前のボタンを全部締めればキッチリとした印象にもなりますね。

全体の雰囲気はこのような感じですが、その他ポイントとして....
ポイントその1・・・共布のウエストベルト
>>>今回の比翼スーツの一番のポイントがこちらのウエストベルトですが、皆さんいかがですか?
プリンセスライン入りのデザインですので元々ウエストラインはタイトなのですが、今回はウエストのベルトを締めることで更にウエストの絞りが強調されていますね。
それに加え、ウエストラインの両端にはベルト通し(ループ)もお付けしました。
ループが有れば結んだ時にベルトの位置がずれる心配もないですね。
もちろんベルトを取り外した状態でも影響が出ないように、ループは共布で巾を狭く小さくしました。(サイズにすると、長さ5cm×幅2.5cmです。)
でも、画像ではループがちょっと解りづらいかもしれませんね。。。スミマセン。
☆★☆★ちょっと一言 ベルトについて・・・☆★☆★
今回のHさんの共布ベルトはタイ・ベルトと呼ばれるタイプで、バックルやその他の留め具を一切使わずに結ぶだけのベルトのことを言います。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、一口にベルトと言っても色々な種類のベルトがあり、例えば・・・
チェーンベルト こちらは女性の方にはお馴染みの鎖で繋がれたベルトですが、鎖の種類や使い方によっても色々な種類がありますね。
バックルベルト バックル(留め金具)のついたベルトですが、このタイプが普段皆さんが使用しているベルトに多いのではないでしょうか。
カートリッジ・ベルト  弾薬帯と呼ばれる弾薬筒入れが並んで付いている猟銃用ベルトのことです。
元々はファッションとして付けるベルトではなかったのですが、70年代にファッションのアクセサリーとして流行したこともあったそうです。
このように大きく分けると3種類のタイプがありますが、あんまり本文には関係ないって!?
まぁこれもファッションに関係する知識・雑学ということでご参照下さい。

ポイントその2・・・着丈
>>>Hさんからの「上着丈はウエストでベルトをすることを考慮して若干長めに」というご希望もあり今回着丈は気持ち長めでお作りすることに。
ただ、ボトムはロングスカートでのすので上着丈をあまり長くしすぎるとかえって胴長に見えかねないので、ボトムとのバランスも考えながら程良い長さでお仕立てしました。
もともとHさんはご身長のある方ですので、ロングスカートとの相性もバッチリ!きっと素敵に着こなしていただけると思います。
(私は背が低いのでスカート丈はいつも膝丈です。だってロングスカートを履くと重たい印象になっちゃうんだもん。。。う〜っ背の高い人が羨まし〜い)

ポイントその3・・・ウエストライン
>>>2つの画像をご覧になっていかがですか? ベルトがある場合となしの場合では、ウエストラインの絞りが随分と違いますね。
ベルトを締めた方は、腰からヒップまでの曲線がとってもスリムに見えると思いますが、ベルトがウエストの細さを更に引き立たせてくれているんですね。
もちろん、ベルトなしでの着用でもそれなりにウエストラインは絞られていますので、その日の気分やシーンに合わせてお好みでコーディネートされてはいかがでしょうか?

ちなみに、ウエストベルト着用時のアレンジですが、画像のようにスーツの中側、つまりインナーの上からベルトを結んで着用するのも、また違った雰囲気になってgoodですね。
そして、もう1着のサファリー風ジャケットにアレンジを加えたデニムスーツですが。。。
カジュアルな印象が強いデニム素材も、アレンジ次第でこんなにもキチンとした印象のスーツに様変わりです。
これならビジネス用としても十分着用が可能ですね。
それに、手持ちのボトムと組み合わせたりすれば、コーディネート万能カジュアルジャケットとしてとても重宝しそうです。

ちなみに、こちらのスーツのポイントですが、
ポイントその1・・・背バンド&ヨーク(背中の切り替え)付き
>>>今回Hさんが「以前私がハリスツィードで仕立てたサファリー風ジャケッット」のデザインを参考にされた一番の理由は、何と言ってもこの仕様があったからなんです。

普段自分の後ろ姿ってあまり見ることがないと思いますし、(というよりもなかなか見えませんが)そのせいかあまり意識する事も少ないですよね。
でも、周囲の人から見れば後ろ姿って結構その人の特長が出る部分でもありますし、意外と注目される部分なんですよね。
今回のHさんのスーツのようにバックデザインに切り替えがあると、背中のラインがとても綺麗に見えますし、それに背バンド(腰の切り替えベルト)がウエストラインを更にスッキリと見せてくれます。
(更に補足しますと、背バンドのベルト巾が約5cm近くあるということから、元々のウエストラインよりも高い位置に絞りが入りますので、後ろ姿も格好良くGoodです。)
ポイントその2・・・腰ポケット&皮ボタン
>>>カジュアルなデニム素材のジャケットには、このアウトポケットがピッタリですね。
サファリー風ジャケットは通常、胸と腰の4箇所にポケットが付いていますが、Hさんの場合あまりゴチャゴチャしすぎないように、ポケットは腰ポケットのみをお付けしました。
ちなみに、通常のアウトポケットではなくプリーツ付きのアウトポケットというのが更なるポイントです。
それと、今回ボタンは皮ボタンを使用しましたが、ポケットのフタも含めデニム素材と絶妙にマッチしていますね。


ポイントその3・・・キュプラ裏地
>>>今回はキュプラ裏地のブルーをお付けしましたが、裏地のブルーが夏らしく涼しげで良いですね。
表地が比較的落ち着いた色目の時は、このように裏地を少し派手にするのも、ジャケット全体の印象が重くならないように見せる工夫の一つだと思います。
しかも、キュプラ裏地は吸湿性に優れていますので、これからのシーズン汗をかいてもサラッとした着心地で着用いただけることと思います。
ちなみに、今回は春夏用スーツとしてのご注文でしたが、裏仕立てはキュプラ裏地で総裏にしましたので、秋口でも問題なく着用出来ると思います。
え〜っ 夏なのに総裏?」って意外に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、レディースの場合夏場でも裏地を総裏にする方って案外多いんですよ。
屋外は別として今の時代はどこのオフィスでもクーラーがガンガンにきいているので、暑い夏なのに女性にとっては逆に「冷えすぎて困る」と言う側面もあるからなんです。
そういった理由から女性は夏物でも総裏でお仕立てすることが多いのですが、読者の皆さんも夏場、冷えすぎにご注意くださいね。

☆★☆★レディース担当三谷より一言☆★☆★
今回のHさんのベルト付き比翼スーツとデニムスーツはいかがでしたか?
ビジネスにも使えてそれでいてとてもスタイリッシュな仕上がりで、私も同じようなタイプがつい欲しくなっちゃいました。
読者の皆さんの中で『いつものスーツにちょっと飽きたかな...?』とか、『このスーツをこんな風にアレンジしてみたいなぁ』なんて思っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談下さいね。ご相談お待ちしていま〜す

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