お客様ありがとう

››HOME ››お客様ありがとう

 お客様ありがとう!:ビジネススーツの完成です!

2月のお客さまOさんのご注文(制服の廃止に伴ってご注文頂いたビジネススーツ)が、ようやく出来上がりました!
まずは、仕上がりをご紹介する前に、Oさんとのいきさつを簡単にご説明します。
Oさんは某カード会社にお勤めの方で、この4月から制服が廃止になるとのことで、デパートへビジネススーツを見に行かれたそうですが、なかなか自分に合うサイズ・色柄・価格etcが見つけられず帰ってこられた後、Web Siteで当社を発見され、既製服と同じ位の値段でオーダーが出来るのなら...ということでご注文頂くことになりました。

今回ご注文頂いたスーツのデザインについてですが・・・
なんと言っても3着まとめてのご注文でしたので「出来上がりが似たような感じにならないこと」を主眼に職出ししました。
デザインについての詳しいご説明は お客様いらっしゃい:大変!!制服がなくなっちゃう!をご覧下さい。
基本のデザインはオーソドックスに「シングルテーラード」で3着とも全く違う生地でお仕立てしたので 違った仕上がりになりました。

さてさて、どんな仕上がりになっているでしょうか?出来上がりはこんな感じです。

先ずは
■1着目(G1153) 伊CANONICO社製 SUPER120'S


私: わ〜、やっぱりCANONICOは格好いいな〜。本当は私も作りたかった生地だっだんだけど...これが最後の1着だったんだよな〜・・・
このスーツでは、何といっても紫のストライプと裏地にパープル系をあわせたのが大成功!!
どうです〜、綺麗でしょう!画像じゃパープルストライプが分かりにくいか?

デザインについては、無料オプションを中心にしましたので、襟をテーラー襟でゴージラインを高めに(ハイゴージ)、襟幅を細くすっきり仕上げました。
★☆★ レディース担当三谷より一言・・・ ★☆★
ところで皆さんにちょっと書いたハイゴージってご存じですか?
メンズでは最近は当たり前になったこの言葉もレディースではまだまだ知らない人が多く、
「メンズサイトで言っているハイゴージって何ですか〜」って良く聞かれます。
詳細はこちらに書いてありますが、簡単に言うと襟の上襟と下襟の境目をゴージラインっていうんですが、最近その角度が上に上がってきているんです。
この効果というのは、襟元のラインが高い位置に上がるため視線が上に上がり、女性らしさはやや薄れるものの、上品さ清楚さが出て結構人気があるんですよ〜。
私なんかは清楚っていのはちょっとタイプでないんですが、それでも『格好いいから!』という理由だけで結構自分の物は最近はハイゴージにしています。

だから、お客さまにもメンズに関連してハイゴージを説明すると結構皆さん
『それじゃ、お願いします!』と言う風になるんです。
何といっても女性の一番の願望は
「いかに自分を美しく、更にタイトに見せるか」ということですからね〜。
皆さんはどう思われます?
※画像ではちょっとハイゴージの雰囲気まで分からずスミマセン。
■2着目(G1107) 三星毛糸製 ツイードタイプ紡毛素材
このスーツは、他の2着とは違い、色が明るく素材感も違うので、仕上がりが女性らしい優しい雰囲気になりました。
デザインも少々変えて、テーラード2つボタン
袖は「3つボタンの切羽付き」しかもボタンはちょっとアクセントを付ける意味からも本水牛ボタンの艶有りタイプです。
ボタンに高級感が出ていません?
★☆★ レディース担当三谷より一言・・・ ★☆★
 切羽(セッパ)ってご存じですか〜。
今の時代は、女性も男性的なテーラードスーツを着こなすことが多いですから、ちょっと知っておいて損はない言葉です。
「切羽」とは袖ボタン付け方の1つで、ボタンホールの穴が開いていないタイプ(つまり飾り)のものを言います。
通常のメンズのスーツの殆どはこのタイプですが、これに加えて「本切羽」と言うのもあります。
こちら(本切羽)の方は袖のボタンが本当に開閉するタイプで、既製服では珍しい仕様でもオーダー服ではメンズでは極一般的なオプションです。

まぁ、女性はこういったところにこだわりを持つ人はそんなに多くはありませんが、皆さんの彼氏ご主人がこんなことに興味があるんだ!ということで覚えていておくと男性と話を合わせ易いですよ〜。
そして今回のOさんのご注文は基本がメンズ生地ですのでやっぱりこういったところはメンズに合わせた方が格好いいでしょう!
■3着目(G1139) 日本毛織製 タスマニアンカシミヤ SUPER120'S
この生地は一番薄く柔らかい物で、柄が細かい格子になっていて、3着の中では一番落ち着いた雰囲気があり、遠目からは無地にも見えるので、目立った印象を与えにくいですね。
>>>なぜ、目立たない物が好まれるかと言いますと・・・
よく言われることですが、一般的に目立つ色柄のスーツは他の人に強い印象を与えます。
そうなると....
「○○さんは、昨日〜色のスーツだったけど今日も同じスーツじゃないの〜」などと影で言われる心配が・・・。
ホントは週イチでしか着ていないのに・・・×××(>_<)
私たち女性は、洋服には気を遣いますよね〜。
だからこそこの生地のようなプレーンなタイプのスーツは何着か持っておいた方が良いのです。
当社のようなファッション業界だとなおさらですよ〜

そしていよいよ今日はOさんがご試着に来られる日
私の胸の内は、Oさんが気に入って頂けるかドキドキものでした!
ご試着していただいて真っ先に気に入って頂けたのが『カシミヤ入りスーツ』(上述3着目)。

やはり、落ち着いた感じがお気に召したようです。
まずは「ほ〜っ」 そして2着目の試着。次はツイードタイプでした。(上述2着目)
こちらをお渡しすると、Oさんが
「あれ?この2着(カシミヤ入りとツイードタイプ)、裏地の色変えたんでしたっけ?」
私は一瞬「ギクっ!」とするとともに職出しミスが脳裏によぎり、慌てて仕様書の確認確認...
確か間違ってはいないはず・・・
>>>良かった!間違いではありませんでした。
仕様書に改めて目を通すとその時の経緯が蘇ってきましたのでOさんにご説明すると
「あぁ、そうでいたね。」ということで問題なくこちらもOK。
でもオーダースーツってご注文頂くときよりお納めする時の方が何倍も気を遣いますし、真剣です!

そして最後が伊CANONICO社製のスーツです。
画像ではストライプがはっきりと見えませんが、やはり着て頂くとパープルのストライプが女性的で素敵です。
「でも何でこれがメンズの生地なんだろ?女性の方がよっぽど上品に着こなせるんじゃない?」
などとSHOPMASTER達に聞かれたら困るようなことも考えてしまいました。

いやいや、ふ〜っ、これで完納です!
3着もご注文頂くとアクセントを付けなければいけないし、ホント大変でした。
ご試着が無事終わり、Oさんにお仕立の苦労話などをしていると、Oさんがこんなことを・・・
Oさん: 三谷さん、仕事は週5日ですから、あと2着必要なんです・・・一緒に選んでいただけません?
私: え゛っ、...あっありがとうございます
またまた振り出しに戻ってしまいました。こりゃ次回もOさんかな?
(こちらは冗談。次回は別の方をご紹介しますね〜、お楽しみに〜)
★☆★ レディース担当三谷より一言・・・ ★☆★
当店のサイトは結構男性の方が多くお読みになられていますので、レディースのお勉強をちょっとだけ・・・
女性の方には当たり前のことですので女性は飛ばしてください。

トピック 上着の丈のバランスって?
 男性の場合スーツの上着の丈は首の付け根から踵までの(通称)総丈の1/2が上着丈と言われます。
例えて言えば身長172cmの東京SHOPMASTERの場合は総丈が150ですから標準的には上着丈は75センチです。
一方で女性の場合は「上着+スカート」と「上着+パンツ」の2パターンあり、ボトムによっても上着丈が微妙に変わるんです。
「身長(総丈)で全てが決まる男性に対し、女性はボトムに何を着るかで変わる」
ちょっと面白いでしょ〜。

更に細かく説明すると、
スカートの場合は、上着からスカートがどれくらい見えるか(=視覚的に足長に見えるか)ということを意識するため、上着丈はやや短めにして軽い印象を作るのが一般的です。
(この場合のスカート丈は膝丈くらいを基準です。)
ではこれを逆に上着丈を長く作るとどうか...この場合足が短く見えて最悪×××
また好みでスカート丈を長めにした場合は、上着丈は逆に更に短くします。
これはこうしないと視線が上着に向けられるために胴長に見えてしまうからなんです。

一方でパンツの場合は・・・
腰から下が 生地に覆われ足が見えないので、生地の見える部分が多いため上着丈は長めにしたほうがかえって格好良いです。
それと、ヒップの形がもろ見えになるため「上着でヒップを隠す」ことも上着丈を長くする理由の一つです。
ぶっちゃけた話、下着のラインの見え隠れなど女性は結構ヒップへの視線を感じますからね。

以上のことは女性の方でしたら「当然よ!」「当たり前じゃない、今更なにいってるの!」なんて、思われていることでしょうが、男性の方々はこのようなことご存じでしたか?
でも...
女性の「美に対する執着心」、「自分を如何にきれいに見せるか」という気持ちがあるからこそ男性は「いい女」と巡り会えるのではないでしょうか・・・?(なんちゃって...(*^_^*)

▲バックナンバーに戻る
Copyright(C)2000〜Yoshimura co.,Ltd. All Rights Reserved.