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 お客様ありがとう!:ベルベットスーツの完成です!

1月のお客さま、Tamaさんのベルベットのスーツが先日 遂に完成いたしました。
日頃はマニッシュなスタイルがお好みのTamaさんですが、今回のご注文は結婚式の2次会に着ていくスーツということで、今までのオーダーとは雰囲気がもガラリと変わった、女性らしくとってもドレッシーなスーツです。

ちなみに今回使用した生地は黒のベルベットなのですが....
ベルベットと言えば、表面がとても滑らかで手触りが良く、長めの毛足が美しい光沢感を与えるので、秋〜冬にかけて女性の服や鞄等では何かと人気の高い素材ですが、その滑りやすい表面や長い毛足という構造上、縫製面では色々と難しく当店ではこれまでお仕立をお断りしていたんです。
ですが、その後工場とも協議しあった結果、ベルベットも一部材質によってはお受けできるようになりました。

Tamaさんや私たちだけではなく、きっと女性なら誰でも興味のある素材だと思いますので、出来上がりの画像をご一緒にご覧頂きたいと思います。

それでは、まずはTamaさんのスーツの出来上がり画像をご紹介します。
Tamaさんは関東方面にお住まいと言うこともあり、出来上がりのスーツの納品場所は東京店でしたので、実は私も直接は見れていないんです....。
と言う訳で、頼りは三谷さんに撮ってもらったデジカメの画像だけです。
ベルベットの光沢感がとても綺麗ですね。
う〜ん華やかさUpです!
全体のシルエットも適度なウエストシェープで、無理のない自然で綺麗なラインが出ていると思うのですが、ベルベットのような肉厚の素材ではあまりやりすぎないぐらいの適度な絞りが一番良いですね。
折角のベルベットということで、もうこれはおすすめする前の段階から「絶対にくるみボタン!」と自分の中で決めていました。
どうです?ベルベットの滑らかな素材感と光沢感と上手くマッチしているでしょ!?
それにくるみボタンはデザイン性にも一役買っていて、どことなくお洒落な雰囲気がしますし、何より高級感も出ます。これは我ながらGoodアイデアでしたね。
普段ならシャープな印象のするピーク襟も合わせ方一つで、ほらね!! こんなにも女性らしくドレッシーです。(まるでM○Xのステージ衣装みたいですよね〜!)
更にゴージャス感を持たせるため、キュプラのワインカラーをオススメしました。
 どうです〜?
とっても女性らしいドレッシーな出来上がりに私も『してやったり』な気分です。
さすがに画像ではベルベット本来の光沢感や滑らかな手触りを上手く表現するのはなかなか難しいのですが、それでもベルベット特有の素材感が上手く表現されていてすごく綺麗ですよね。
ちょっとよそ行きのスーツどころか、これなら雑誌の特集にも負けないぐらいです。
こんな時 男性なら2次会等では普段愛用しているスーツにネクタイやYシャツをちょこっと変えるだけでもアレンジになるかも知れないですが、私達女性にとっては大勢の人が集まる華やかな場所へはそれなりにお洒落も必要ですし、普段の通勤用のスーツよりも多少華やかさやをプラスしたいものなんです。(それが女心というもの〜

ちょっと話はそれますが、スポットライトや間接照明などの薄暗い室内では、女性は少しでもメイクが映えるよう、目元やリップグロスにラメをアクセントとして使用するものなのですが、適度な『 ラメ&輝き 』は女性を最も綺麗に飾る秘策アイテムの1つというのはあまりにも有名な話です。

披露宴や特に2次会の場合、たいてい会場内の照明は絞り気味で、それに新郎新婦の入退場やキャンドルサービスでは絶対と言っていいほど照明ダウンするので、ライトのあたり具合によって輝きの度合いや色の濃淡が違って見えるベルベットは、女性をより綺麗に見せる魅惑のアイテムといっても過言ではないんです。
右の画像は至近距離でフラッシュをたいた状態で撮影したものですが、上記の画像よりも黒の発色が淡く、(本当は黒色ですが、ここではグレーにも見えてきますね)でも光沢感はこっちの方がありますよね。
いや〜っ、ベルベットって様々な表情があってとても興味深い素材ですね〜。

スーツが出来上がった週の週末にはこのスーツの出番がやってくるということでしたので、三谷さんの方での検品&写真撮影が終了後、速攻でTamaさんのご自宅までお送りすることに。
今回のご注文は年をまたがってのご注文ということもあり、納期的にはかなりタイトだったのですが、ギリギリの日程でお送りするよりかは少しでも早くお送りした方が、スーツの中に着るインナーや上に着るコート、靴やバック等の手持ちのアイテムも事前に決められて良いと思い、あえてお送りすることを前提のメールを出しました。
すると翌日の午前中、お仕事中にも関わらずTamaからご感想メールを頂きました。
(ご感想メールと併せて今回のスーツに対する質問も2〜3書いて頂いていたので、それに対して私がお出ししたご返事も掲載いたします)↓
03.01.24 件名:Re:お届けのご案内です。
ヨシムラレディース担当者さま

届きました!
今回は実際店舗へお邪魔をせずにメールでのやり取りだけでしたので、ベルベットは、多少落ち感があるほうがいいのではないか?綿が入っているのでごわつくかもしれない?というのが注文した時の心配事でした。

実際試着した感想はといいますと...冬仕様という言葉がぴったりで思ったより生地が厚手でした。
ごわつき感は、おそらく、この生地でのサイズにあっていない服には感じられたと思います。
しかし、体にフィットするオーダーならではの仕上がりのお陰か、着た感じのごわつき感は感じられませんでした。

袖を通してみると、落ち感のないシャープなラインがかえって体型を隠し、すっきりと着やせして見える!!うれしい限りです。
裏地が特に気に入りました。裏地でOPでもつくりたいくらい。
今回、本切羽にしなかったのが悔やまれます!
シンプルなデザインだし、長く着られるスーツになりました。
全てのアイテムが単品で活用できるのでベルベットを選択してよかったと思います。
ベルベットは、冬のマストアイテムですね!
クルミボタンもスーツの格を上げるのに一役買ってますね。
ワンピースもこの生地で作りたくなりました。
このスーツを着て東京や大阪店に見せにいきたいくらいです!

さて、今回のスーツは肩パットが入っていない仕様なのですが、肩が凝らず着易いのかもしれませんが、どうでしょうか?
>>> 肩パットについては間違いなく使用しています。(当社では肩パットなしのお仕立はレディースではお受けできないです)
ただ、今回のコーデュロイがかなり厚手の生地になりますので、肩のラインがごつくならないようナチュラルな肩のラインを意識して、今まで使用していたのよりも更に薄手の肩パットを指定させていただいたのですが、その分肩パットが入っていることも気づきにくかったのかな?

スカートに関しては、前スリットでなくやはり後ろの方がよかったかもしれないと思っています。
>>> 正直なところ、私もスリットの位置については少し気になっていました。
普段オフィスで使用されるということでしたら、私も「前スリットは座ったりした時にめくれが気に なりませんか?」とアドバイスするようにしています。
ただ...今回のスーツの使用目的からすれば、前スリットの方がよりドレッシー感が強調されるという点からTamaさんが前スリットを選んだのにも納得ができたのです。
でも、どうしても気になるようでしたらスリットを浅くする(閉じる)ことは可能です。

パンツのプレスは、なくしてもよいかなとも思いますがどう思います?
>>> ベルベットという材質上、さほどピシっとプレス掛けしている訳ではありませんので、多分使用していく過程で自然に取れてくると思います。

去年ヨシムラさんのホームページに出会い、何着かお願いしていますが、市場に出回っている高品質スーツに比べ断然リーズナブルだし、さらに体に吸い付くようにサイズは合っているし、自分でディティールをデザインできるし、、、もう止められません。
近いうちに、入学式用スーツの購入に向けて今度東京店に参ります。
よろしく。   From Tama

『ベルベットは冬のマストアイテム』なんてTamaさんも上手いこと言ってくれるじゃないですか!!!私達も思い切っておすすめした甲斐がありました
私も唯一心配な点と言えば、ベルベットの肉厚感が果たしてTamaさんの体型に上手くフィットするのかどうかだったのですが、その心配もなかったようでホット一安心です。
(あれほど一押ししておいて、結果が×なんて洒落になんないですからね・・・(^_^;)

今回のベルベットに限らず、女性ならではのお役立ちアイテムをこれからもどんどんご紹介していこうと思いますので、皆さんどうぞお楽しみに〜。
「さぁ〜次はどんな素材にしようかな〜?」


★☆★ おまけ:ベルベットについて・・・ ★☆★ By 東京SHOP MASTER
今回はレディース担当藤本嬢よりベルベットを使ったお仕立てをご紹介しましたが、折角の機会ですのでちょっと素材についてご案内いたします。
ベルベットに限らず冬物素材にはカシミヤやアンゴラなど毛並みのある生地重宝しますが、皆さんにここで一つ質問です。
毛並みのある素材は洋服に仕立てるときは
『毛並みが』を向くように仕立てるか?
それとも
『毛並みが』を向くように仕立てるか?
どちらでしょうか?
『何言ってんの?毛並みを下にするに決まっているじゃない!!』、とお思いの方が多いと思いますが...

正解は・・・素材によります!(中途半端な答でスミマセン)

解説しますと、例えば前述のカシミヤやアンゴラなどの一般的な毛並みのあるものでしたら毛並みが下を向くように仕立てます。
そうですよね、カシミヤのコートなんて上から下へなでるととても気持ちが良いですもの...
一方で、今回話題になったベルベットや一部の毛並みのある高級なコーデュロイなどは毛並みが下から上へ向くように仕立てます。
理由は...光沢をより綺麗に見せるため です!
下の画像をご覧ください。
左は「お客さまいらっしゃ〜い」で掲載した画像ですがこちらは毛並みを逆毛にした状態で写真を撮った物(つまり出来上がったスーツが一番綺麗に見える状態です。)
一方で、右は生地を同じ状態に置き、今度は逆に毛並みを純目に取ったもの。

ご覧頂きどうですか?
右の方が、白っぽく見えませんか?
これがベルベットを逆毛で仕立てる理由です。
光沢感というのは非常に言葉にするのが難しいのですが、一般に光沢は白っぽく見えますが、その白さの中に上品さ高級感があるものと、そうでないものがあります。
例えば、シルクの光沢感とポリエステルの光沢感の違いです。
この2つは多分Webの上で画像で表現することは出来ないかと思いますが、オーダーでは素材によってそれが一番綺麗に見えるように仕立てるんです。

以上 素材にちょっとうるさい東京SHOPMASTERよりご案内しました。藤本さ〜ん!頑張ってね〜!


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